どんなシーンでも美味しいここちまいのコシヒカリ
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  2. 25年産コシヒカリについて

経験したことの無い天候での米作りでした

25年は、本当に不安定な天候でした。
そのため、米作りもなかなか思うように進まない、大変な年でした。
田植えは、例年通りにゴールデンウィ−クに行い、無事に収穫できることを願いました。


その後、春の陽気がほとんどないまま、夏のような暑さがやってきました。
気温の上昇が早かった為、苗の生育は例年より早く、すくすくと大きくなっていきました。


その後は、厳しい暑さと、突然の豪雨など不安定な天候が続きました。
6月中旬頃に梅雨入りしましたが、梅雨明けしたのは、8月7日頃と、
例年にない長い梅雨となりました。
早い時期から大きく育っていた稲は、穂を付け、重くなってきた
頭を激しい雨が打ちつけるので、8月末頃からは、あちこちの田んぼで、
稲の倒伏が見られました。


9月に入っても、急なゲリラ豪雨などに襲われ、田んぼが乾く日もなく、激しい雨が降る度に、
ますます稲は倒れていくばかり・・・。
みんな心配しながら、田んぼを見つめることしかできず、稲刈り前はかなり不安でした。


9月半ばの稲刈り時期になっても、なかなか晴れは続かず、田んぼも稲も乾いてくれません。
思うように作業できず、悪戦苦闘の日々でした。
おまけに、我が家はコンバインも途中で故障し、新しいものに買い替えなければならないハプニングも!!!
ぬかるんだ田んぼを稲刈りするのは、至難の業です。
コンバインでは、刈れないほど倒れてしまったところは、手で刈り取りました。


父は、稲を倒さないように作るのが上手で、私が知っている限りでも、
他の田んぼの稲が倒れていても、我が家の田んぼはほとんど倒れたことがありませんでした。
しかし今年の異常気象には、負けてしまいました。
長年の経験のある父でも、「こんなに苦労した稲刈りは初めてだ」と言っていました。


今までにない大変な稲刈りも何とか無事に終え、コシヒカリの出来のほうは、まずまずでした。

1等米で、食味値もAランクでした。
しかし、一番倒伏のひどかった田んぼのコシヒカリは、業者さんに卸し、
ここちまいで販売するコシヒカリは、皆様に安心してお届けできるお米だけとしました。


いろいろ工夫したり、美味しくなるようにと手をかけても、天候には勝てないので、悲しい現実です。
それでも、来年もできる限りのことをして、美味しいコシヒカリができるように努めるしかありません。

やすらぎのお米を皆さんにお届けできるように☆

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