15年産米の生産目標が過去最低に

農林水産省が2015年産米の目標生産数量を発表しました。
新潟県は14年産よりもさらに減量の2.7%を落とす大幅減の見通しとなりました。

現行の配分方法が始まった04年以降、最低の数量ということです。

まあ、高齢化で消費量も落ちて、これだけお米も余っているので、
減産見通しは当然ですが、農家に良いニュースはほんとありません。
生き残れる農家はほんの一握りになってしまいそうです。

新潟も近年の販売実績が落ちていて、減産となり、当然の結果です。

海外は近年、日本食ブームで、新潟県でもコシヒカリの輸出に取り組んでいるようですが、
やはり値段がネックとなります。
確か日本は世界一コストの掛かっている米作りらしいです。
中国やアメリカのカリフォルニアで日本に近いコシヒカリを作っているニュースを
見ましたが、規模がでかく、敵いません。

品質ももう日本のお米に近づいてきて、時間の問題のようです。

これからは主食用のお米から飼料用のお米へと転換する農家も増えてくるでしょう。
近い将来さらに厳しい局面を迎えそうな我々農家です。

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